【不動産コンサルティングマスター】万代ホームズ・カーサ万代 未来を見据えた選択肢
― 建て替え、耐震補強、土地持ち分売却…未来に向けたアドバイス会開催 ―
こんにちは。
不動産コンサルティングマスターの金澤修一です。
本日は、新潟市中央区で今注目を集めている
**「万代ホームズ・カーサ万代の将来プランに関する集会」**について、
私が参加しました令和7年4月22日開催された説明会内容をもとに、詳しくご紹介したいと思います。
未来を見据えた三つの選択肢
築年数を重ね、建物の老朽化や耐震性能の問題が指摘されている万代ホームズ・カーサ万代。
これからの資産価値をどう守り、どう未来へつないでいくか――
今回の集会では、以下の3つの方向性について、専門家からアドバイスがありました。
①建て替え
②耐震補強工事
③土地持ち分の売却
ここで強調しておきたいのは、
✅まだ「建て替え」が決定したわけではなく、
✅あくまで「選択肢の一つ」として提示されたという点です。
今回の会は、東京建物株式会社様、そしてコンサルティングを担当された株式会社廣瀬様から、各選択肢のメリット・デメリットを丁寧に説明いただく「アドバイスの場」でした。
建て替え案のポイント
仮に建て替えを選んだ場合、次のようなイメージが示されました。
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耐震・断熱性能を大幅に向上
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ZEH-M(ゼッチマンション)対応など環境配慮型建物
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最新の共用設備整備
ただし当然、建て替えには多大な時間と費用がかかるため、住民の皆様には慎重な検討が求められます。
他の選択肢:耐震補強・土地売却
また、
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今ある建物を耐震補強しながら延命する案
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個別に土地持ち分を売却して資産整理する案
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も紹介され、
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それぞれの「費用負担」「メリット・デメリット」「今後の資産価値」についても説明がありました。
集会当日の雰囲気
令和7年4月22日、多くの区分所有者様が集まり、真剣な面持ちで話に耳を傾けていました。
質疑応答では、
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建て替え後の住戸割り当て方法
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仮住まい支援策
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費用負担シミュレーション
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といった具体的な質問が飛び交い、
「自分たちの未来」をどう描くかについて、皆様の高い関心が感じられました。
【金澤修一・経歴詳細】
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2003年:東日本住宅株式会社 入社(東京都多摩市・八王子市)
中古マンション仲介営業に従事。営業に励む。 -
2004年:主任昇格、2006年:係長昇格(営業所責任者)、2007年:課長昇格。
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2007年:家業(有限会社ブライトサクセス)へ転身、現場作業・営業を経験。
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2009年:新潟プレハブ工業株式会社(ピタットハウス新潟中央店)入社。
店長就任、売買部門の立ち上げを行う。 -
2011年・2013年・2018年:売買成約件数 全国3位入賞(ピタットハウス全国大会)。
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2018年:ピタットハウス新潟万代店 最優秀店舗賞受賞。ピタットハウス新潟万代店 店長。
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2020年~:新潟大学 創生学部、中央自治協議会にて空き家問題講師を担当。
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2020年~:新潟県不動産コンサルティング協会 理事として活動。
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2022年:有限会社ブライトサクセス 代表取締役に就任。
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2024年:全国空き家相談士協会 新潟支部 事務局長就任。
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2025年:全国空き家アドバイザー協議会 新潟県長岡支部入会。
【保有資格】
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不動産コンサルティングマスター
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宅地建物取引士
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ファイナンシャルプランニング技能士2級
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2級建築施工管理技士
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解体工事施工技士
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空き家相談士
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古材鑑定士
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増改築相談員
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石綿作業主任者 など多数
【自己PR】
不動産業界における「営業」「管理」「再生事業」「空き家対策」に一貫して携わり、「現場主義」をモットーに実績を積み上げてきました。
特に、
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築古マンションの買取・リノベーション再販
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空き家解体後の土地販売
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狭小地での建売住宅企画
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アパート収益化後の転売事業
には自信を持っています。
私はこれまで、マンションの買取・再販事業を手がけてまいりました。
また、都市整備公団関連会社・東日本住宅に在籍していた経験もあり、建て替えにも関わった経歴がございます。
今回、万代ホームズ様およびカーサ万代様の建て替えに関するご提案資料・説明会に触れさせていただき、このプロジェクトがいかに丁寧に計画され、時間と労力をかけて進められているかを改めて実感しました。
まずは、これを推進されている皆様に心からの敬意と感謝を申し上げます。
これまで多くの公団系マンションの建て替え事例を見てきた経験から、私には一つの強い懸念があります。
それは、建て替え決定後から実際の着工・完成に至るまでの「長い期間」、資産価値が徐々に毀損してしまうということです。
耐震性の問題などが浮き彫りになることで、マンションの売却価格は急落し、賃貸に出しても借り手がつきにくくなる…。
このような状況下で、資産を手放したり、不安な思いを抱え続けたりするオーナー様を何度も目にしてきました。
万代ホームズ様・カーサ万代様においても、こうしたリスクをいかに最小限に抑え、オーナーの皆様の「安心」と「資産維持」をどう守っていくかが非常に重要なテーマになると考えています。
このような背景を踏まえ、私は一つ提案をさせていただきたいと思っています。
それは、建て替えが実現するまでの期間において、一定条件下で民泊等の利用を容認し、資産運用や管理の柔軟性を高めることです。
もちろん、居住者間のトラブル防止やルール整備は不可欠ですが、うまく仕組みを設ければ、空室リスクを下げ、維持管理費の負担軽減にもつながります。
また、説明会資料にもあったように、建て替えに際しては「住み替え支援」や「段階的な権利関係の整理」など、非常に手厚いサポートメニューが計画されています。
これらと合わせて、建て替え完了までの“つなぎ“期間をどう価値あるものにするかという視点も、さらに万代ホームズ様・カーサ万代様の取り組みを強くするはずです。
築古マンションの事、詳しくはYouTubeもご覧ください。
https://www.youtube.com/channel/UCfI0Kv5B7edzkoRgcF8Odqg
【記事作成・監修】
不動産コンサルティングマスター
有限会社ブライトサクセス
代表取締役 金澤 修一
TEL 0258-35-2220